東振精機
世界唯一のローラ専門メーカー
ベアリングのローラ。見かけは単純な小さなものに、50年以上の技術が集約されています。東振精機がこの部品製造で品種によっては日本シェアの7割を占め、大手企業の技術パートナーとしての存在を保持し続けているのも、サブミクロンレベルの精度を追求し、独自の技術力を磨いてきたからです。
専門メーカーとしての出発
“独自の技術力を持つ企業”を目指し、昭和31年12月に東振精機は産声を上げました。資金、将来性、付加価値性、土地柄などいくつかの経営要素を検討した結果、ベアリング組込用ローラの製造を開始したのです。ベアリングは主に自動車に多く使われており、コンピュータ機器などにも超小型ベアリングが使われているなど、今日の文明社会にはなくてはならない存在になっています。
東振精機の存在価値
「大手メーカの補助的な位置付けでなく、お客様と対等に話ができる企業にならなくては存在する意味がない」というのが、東振精機の創業当初からの考えです。だから単にJIS規格をクリアするベアリングローラを製造するのではなく、それ以上に厳しいシビアな規格を独自に決め、すべてのお客様が満足する高精度なローラを東振精機は提供しています。
サブミクロンへのこだわり
「他社と同じ製造方法では、同じモノしか作れない」という考えで、生産中枢設備も自社で開発・製造してきました。砥石などの補助材についても、当社の加工に合った独自の方法で使用しています。サブミクロン単位(10,000分の1mm)のこだわりが、企業風土として培われ、全社員がこだわりを持って製品づくりにタッチしていることこそ、東振精機の東振精機たる所以なのです。
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概要(2019年4月現在)
本社所在地 | 石川県能美市寺井町 |
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設立年月 | 1956(昭和31)年12月 |
資本金 | 7,350万円 |
正社員数 | 534名(うち女性63名) |
事業内容 | 軸受組込用各種ローラ、精密ピン、シャフト類 |
売上高 | 115億円 |
工場 | 本社工場、粟生第一工場、粟生第二工場 |
土地 | 32.6千m²・4.2千m²・38.0千m² |
建屋面積 | 18.6千m²・3.0千m²・18.6千m² |
特色 | 唯一のローラ専門メーカー |
